これから始める楽しい御朱印めぐり



各御朱印の特徴

 

 

多くの寺社では御朱印をいただくのに、初穂料・御布施(少額の金銭)を納めるようになっています。現在、多くの寺社では300円としていますが、場所によっては500円、それ以上の額が提示されることもあるようです。「お気持ちをお納め下さい」と具体的な金額を示めさない場合もあります。これは「志納」といいます。

 

更には、輪袈裟や白衣姿などの服装でないと応じない寺院もありますから、その点は事前に調べてください。

 

寺院の御朱印は、神社よりも御朱印の要素が少し多いように見えますが、基本的な構図はほとんど同じだと解釈していいと思います。多いのはその寺院の本尊名が入った御朱印です。ちなみに御朱印は、書いてくれた人から頂くものではなく、ご本尊からの授かりものです。ご本尊の教え、本尊が安置されているお堂名の御朱印の場合もあります。

 

まず拝観して、参拝を済ませてから、いただく御朱印の言葉、その意味、背景を知るのも御朱印めぐりの楽しみになるでしょう。

 

次は神社の御朱印ですが、こちらの方がシンプルなものが多くて、もっと理解しやすいと思います。その神社の由来、言い伝えなどに関連した動物などがモチーフになった御朱印もあります。こうした楽しいものもあって、これが神社の御朱印の特徴でしょう。